最近、電車の中で思うこと

2/21(土)にSJC-Pを受験するために、最近は通勤中も問題集を広げているのですが周りを見渡すと、他にも資格の参考本などを広げている人がやけに目をつきます。特に帰りの電車に見られるのですが、不況の影響で残業規制をしている会社もあるようなので、この機会に資格取得でもしようと考えている人が多いのではないでしょうか。

昨日はたまたま席が空いておらず立っていたのですが、前に座っている人が黒本を読んでいました。何の資格の本か気になっていると、タイミングよく表紙が見え、MCSEと書かれていました。MCとつくところからマイクロソフト系かなと思い、帰って調べてみました。

MCSEは、その名が示すとおりMicrosoft社がおこなっているMCP（Microsoft Certified Professional）プログラム（マイクロソフト認定技術資格制度）の一つであり、システムエンジニアトラックにおける最上位の資格である。マイクロソフト Windows OS および Server をプラットフォームとするインフラストラクチャの設計・実装スキルを持つ、専門性の高いエンジニアだということを証明する資格である。
当然ともいえるが、Microsoft社のパートナー企業には、特に歓迎される資格でありWindows系製品を利用したシステム開発エンジニアを目指すのであれば挑戦すべき資格といえる。
無論、難易度も高い資格だが、いまやMCPを持っているのは当たり前。ライバルに差をつけるためには、このMCSEを取得しておくのも一つの手段といえる。しかもこの資格、外資系の企業では特に有効とされ、実際、学歴よりも重要視されることも多いという。
ただし、この資格を取るには、資格要件を満たすために必要な科目が多く、ネットワークやOSの構築・運用等に１年以上の実務経験を推奨していることもあり、取得には計画性がなによりも大切。じっくりと腰を据えて取り組む必要がある資格だ。短期集中型の勉強法で取得することは難しく、仕事をしながらでもコツコツと勉強することによって取得できる資格ではあるが、一度仕事をやめて資格取得のために勉強し、MCSE資格を取得することによってキャリアアップを目指す人もいるという。逆をいえば、それくらいキャリアアップに有効な資格ともいえる。なかには、この資格をとって転職したことで、200万円も収入がアップした事例もあるという。
学歴などに左右されず、自分の実力のみでより大きなフィールドにチャレンジしていきたいという方であれば、MCSEにチャレンジしてみてはいかがだろう。