ZeeTermをC#で作成した理由

最近のエントリーはC#ネタが多いですが、ZeeTermを作成するにあたって、なぜC#を使用したのか書いておきます。
今のプロジェクトではJavaが使われており、Microsoftが開発したプログラミング言語（VB、C#、VC++など）を仕事で使用することはまったくありません。個人的には、.Net以前のVB、VCは仕事で使った経験はあるのですが、.NetについてはZaiseki、Zaiseki Masterという簡単なツールを作った程度の知識です。僕がC#を書くときに使っている環境はVisual Studio2008 Express EditionでMicrosoftより無料提供されています。その他のエディションはとっても高価ですが、Eclipseのように色々なプラグインを入れなくても高機能な環境が整うところは、かなり便利です。その代わりに大変重いので動作スピードがPCのスペックに左右されます。NetBeansもこれに似ていますね。ちょこっとツールを作るぶんには問題ないレベルと思いますがメインで使うとなるとストレスを感じるかもしれないです。

で、なぜ、ZeeTermをC#で作成したかですが、

・TeraTerm支援ツールのため、プラットフォームはWindows限定であること
・オブジェクト指向言語であること
・高い生産性（すぐにでも使いたかったため、短時間で作成できること）

上記より、Zaiseki、Zaiseki Masterを作ったときにVisual StudioをインストールしていたのでC#であれば、すぐにでも作成することが可能だったから。最後まで候補に挙がっていたのがIronPython。.Net Framework上で動作するPythonで、触ったことがなかったのでかなり興味があったのですが、環境構築などの時間を含めると、すでに導入済みのC#を選んだのでした。。