Sun認定Javaプログラマ試験(SJC-P)を受けてきた

受験チケットを購入してから8ヶ月、今日、ようやく受験してきました。この1週間、風邪を引いて体調がとっても悪かったのですが、勉強だけは継続していました。そして今日、無事に合格しました。

万全をとって3時間前から受験会場の近くのカフェで勉強していたのですが、あまりにも頭痛と吐き気がするため受験時間を早めてもらえないか相談したところ、たまたま席も空いていたので前倒しで受験させてもらいました。会場には所持品の持ち込みは禁じられているのですが、事情を説明してティッシュ箱の持ち込みを許可して頂きました。親切に対応して頂きありがとうございました。>担当者さん

この資格、IPAが実施している情報処理試験ではないため知らない人も多いと思いますが、Javaの資格の中ではけっこうメジャーらしく、J2SE 5.0の理解度を確認するためという名目で受験を決意しました。決意って、大袈裟なと思うかもしれませんが受験料が情報処理試験とは比べものにならないくらい高いのです。情報処理試験では5000円程度の受験料が、SJC-Pはその5倍近くの25000円程度かかります。これを個人で受験するのはけっこう痛いです。受験を考えている方は、キャンペーンの時期にチケットを購入した方が良いです。僕はSE Shopで再受験可能なチケット(1度不合格になっても再受験可能)+SJCP参考書(翔泳社)を25000円くらいで販売されていたので、それを購入しました。

試験対策としては、3冊(うち1冊はチケット購入時の付録)を使って勉強しましたが、日経BP社がだしているSun SJC-P認定ガイドを一番使いました。図はほとんどなく、びっしりと文字が書かれているので最初はとっつきにくいですが、出題チーム元メンバーによる執筆らしく細かな解説がされていてGoodでした。章末にある問題も少数ですが、他の2冊にある問題と比較して難易度も高く、より実際の試験問題に近かったです。仕事でバリバリJavaを使っている人でも、Eclipseなどの高機能IDEを使っていれば普段意識しないようなところまで出題されるので十分に勉強していた方が良しです。


以下が僕が使った参考書&問題集です。参考程度に感想を書いておきます。

SUN教科書Javaプログラマ(SJC-P)

SUN教科書Javaプログラマ(SJC-P)

バウチャーチケット購入時に付録で付いていたのですが、構成が分かりづらかったので問題以外は殆ど目を通していません。問題は模擬試験なんかもあるので、そこそこ使えるのかなとは思いますがSun SJC-P認定ガイドと比べると易しい問題が多いです。購入を検討される方は、本屋さんなどで中身を一度確認した方が良いと思います。


Sunテキスト Sun Certified Programmer for Java 2 Platform 5.0問題集 Exam[310-055] SKILL-UP TEXT

Sunテキスト Sun Certified Programmer for Java 2 Platform 5.0問題集 Exam[310-055] SKILL-UP TEXT

自分で最初に購入した書籍。構成が大変分かりやすく書かれているのですが、難易度が低いです。Java初心者の方が一番に読む参考書としては適しています。但し、初心者の方がこの本だけで試験に臨むと厳しいかもしれません。それほどこの本に載っていることは基礎的で掲載されている問題も易しいものばかりです。これと併せて、より試験問題に近い(難易度の高い)問題集をやっていた方が良いと思います。


Sun SJC-P認定ガイド 310-055対応

Sun SJC-P認定ガイド 310-055対応

個人的にはこの本が1冊あれば十分かなと思いますが、問題数が少ないのでたくさん問題を解いておきたい人は、他に問題集を購入した方が良いと思います。この本は上でも紹介しましたが文字が大半を占めているので最初はきつく感じるかもしれませんが、詳細な解説で問題の難易度も高いです。但し、あくまでSJC-Pの試験本であってJava5の言語仕様全てを網羅しているものではありません。(出題範囲外のアノテーションなどは記載されていません)従って、合格後にこの本を開くことは少ないかも。あと、かなり分厚いため電車の中や屋外で読むには適していません。


ちなみに帰宅途中に上記3冊が重かったのと、もう読むことがないと思ってブックオフに寄って売りました。買取価格は3冊で1160円なり!!